Erik Buell
【最高技術責任者】 エリック・ビューエル
1993年から2009年までビューエル モーターサイクルを経営し、Buell XB9R Fireboltなど革新的なモーターサイクルを市場に提供。ビューエルのマシンは、2009年AMAデイトナスポーツバイククラスで初のシリーズチャンピオンも獲得。
FUELL社について
起業家、フランソワ=グザヴィエ・テルニーが資本を集め、エリック・ビューエルとそのチームが設計を担当して製造する、現代において最も電動モビリティが活躍できる場所、すなわち都市におけるアーバンモビリティへの、まったく新しい視点からの提案を行うことを目的に創業されました。
CEOであるテルニーは、世界31ヵ国の48拠点に事業所を展開するアメリカ合衆国・ボストンが本拠のコンサルティング会社Bain&Company（ベインアンドカンパニー）でコンサルタントとして腕を磨き、1996年にコスト最適化を専門とするコンサルティング会社Masaï（マサイ社）を自ら設立。コストコントロールをキーワードに多くの企業へ貢献することで頭角を現してきました。
一方で、モーターサイクリストでもあったテルニーはその情熱を捨てきれずに、アメリカのプレミアム・モーターサイクルメーカーだった、Confederate Motorcycles（コンフェデレート・モーターサイクルズ）に投資。
そこで知己を得たデザイナーらとともにVanguard（ヴァンガード）を創業し、超プレミアムなカスタムバイクを世に送り出そうとプロトタイプを制作しました。
しかし、Vツインエンジンを積むカスタムバイクは、アメリカにある限りハーレーの呪縛から抜け出すことはできません。そうした中で、テルニーが出会ったのが、ハーレーと決別し、まったくの新しい未来を模索していたエリック=ビューエルでした。エリックとの出会いがFUELLの起業へとつながり、経営者として、またデザインの方向性を決断するリーダーとして、FUELLを率いていくことへとつながっていきました。
CTO（最高技術責任者）を務めるのはエリック・ビューエルです。レーシングライダーとして腕を磨きながらハーレーダビッドソン社でエレクトグライドやダイナ・シリーズのアイソレーションシャシーを設計して注目を集め、自らの名を冠したBuell社を創業。
ハーレーダビッドソン・スポーツスターのエンジンをチューニングし、独自のコンセプトで設計されたシャシーに搭載したビューエル・モーターサイクルは、他に似たものがないデザインと乗り味で世界中のファンを集め、今もなお多くのライダーが世界各地で走り続けています。
深い信頼関係にあるFUELLチームとモータリスト合同会社
モータリスト合同会社は、代表を務める野口がかつてビューエルを扱い、開発を支え、また日本での販売を作り上げてきました。ビューエルがハーレーダビッドソン社の手によって廃業となってから10年以上経って、モータリストを起業したタイミングでFUELLが創業され、こうして再び同じチームとなって販売の準備が進められようとしているのも運命といえるでしょう。FLLOWの予約再開に伴い、世界各地で販売網を作ろうというタイミングで、真っ先にFUELLチームが連絡を取ったのがモータリストであったことは、そのつながりの深さと信頼の証であったといっても過言ではありません。
モータリストでは、FUELLであれば取り扱う商品コンセプトと一致すると考え、日本における予約とりまとめ、販売、アフターセールスを担当することとしました。FUELLチームはモータリストとはすでに気心を通じており、発売開始までに商品を日本仕様として完全なものと仕上げることも含め、安心のサービスが提供できるものと考えています。
また、モータリストではFUELLが開発し販売するコミューターのもう一方の柱でもあるE-BIKEについても、順次取扱いを行っていきます。現時点では北米仕様であるため、販売が終了したFLLUID 1/1-Sのモデルチェンジ版であるFLLUID 2やFLLUID 3といった後継機種の開発に協力し、日本仕様を完成させ、持ち込む予定です。これら商品の日本導入については、準備ができ次第アナウンスをしていきます。
François-Xavier Terny
【最高経営責任者】 フランソワ＝グザヴィエ・テルニー
1991年に戦略コンサルタントのプロとして道を歩み始め、2008年以降は起業家として、オートバイのベンチャーを含む様々な新興企業に投資。製造、販売、マーケティング、流通への新しいアイデアとアプローチの運用をFUELLにもたらす。
Dan Hurda
【エンジニアリング担当ディレクター】 ダン・フルダ
1995年にマサチューセッツ工科大学で航空宇宙工学の学位を取得した後、1997年にビューエル モーターサイクルに入社。ビューエル、ハーレーダビッドソンのエンジニアリング、プラットフォーム管理の分野で責任を果たし、オートバイのコンセプトから生産までの豊富な経験を持つ。
Ed Laben
【調達・製造担当ディレクター】 エド・ラベン
エンジニアとしての教育を受け、1991年にハーレーダビッドソンに入社。ハーレーでは13年にわたり、ポルシェとドイツでV-Rodの共同開発など重要なプロジェクトに携わり、調達・購買の分野で素晴らしい実績を残す。その後、ビューエル モーターサイクルでエンジニアリング購買マネージャーを務める。
Artem Smirnov
【デザイン】 アルテム・スミルノフ
2010年にヴィテプスク州立工科大学 (ベラルーシ) で工業デザインの学位を取得した後、自動車への情熱に従い、ロシア市場向けに自動車の内装と外装の両方を設計。2015年にフリーランスの世界に移り、設計から生産前の試作品まで、数多くの車両のコンセプトを開発。
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